新NISAは証券会社(ネット証券・総合証券)と銀行のどっちがいい?

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新NISAは証券会社(ネット証券・総合証券)と銀行のどっちがいい?

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新NISAを始めるには金融機関でNISA口座を開設する必要があります。NISA口座は一人一口座しか開設できないので、金融機関をしっかりチェックして選ぶべきです。

新NISAを始められる主な金融機関はネット証券・総合証券・銀行の3種類あります。どんな違いがあるのか、特徴を比較してわかりやすく解説します。

ネット証券・総合証券・銀行の新NISAを比較

ではネット証券・総合証券・銀行はそれぞれ、どんな違いがあるのでしょうか?4つの項目に分けて詳しく見ていきましょう。

商品ラインナップ投資できる商品に違いはある?

新NISAでは投資信託や株式に投資できますが、金融機関ごとに取り扱い商品は異なります。

では、ネット証券・総合証券・銀行の商品ラインナップはどうなっているのでしょうか?それぞれ、大手の金融機関を例に比較してみましょう。

つみたて
投資枠
(つみたてNISAと同じ)
成長投資枠
投資信託 投資信託 株式
大手
ネット証券
auカブコム証券 230本 1,077本
SBI証券 233本 1,238本
松井証券 234本 1,124本
マネックス証券 231本 1,164本
楽天証券 227本 1,209本
大手
総合
証券
大和証券 36本 186本
野村證券 20本 417本
みずほ証券 12本 63本
大手
銀行
みずほ銀行 14本 123本 ×
三井住友銀行 4本 94本 ×
三菱UFJ銀行 24本 384本 ×
ゆうちょ銀行 15本 60本 ×

※新NISAナビ調べ(2024年7月22日時点)

上表の通り、大手の金融機関の中ではネット証券は取り扱い商品が多く、銀行や総合証券は少ない傾向にあります。特に銀行では株式には投資できません。

ネット証券は取り扱い商品が多く、銀行や総合証券は少ない傾向

ポイントサービス新NISAで投資するとポイントが貯まる?

金融機関の中には、投資信託を持っているだけでポイントがもらえる「投信保有ポイントサービス」や、クレジットカード決済で積み立てするだけでポイントが貯まる「クレカ積立」など、お得なサービスを展開しているところもあります。

つまり、新NISAを始める金融機関によってはさらにお得になるメリットもあるということです。ここでも、大手金融機関を例にポイントサービスがあるか比較してみましょう。

投信保有
ポイント
クレカ
積立
貯まるポイント
大手
ネット証券
auカブコム証券 Ponta
ポイント
SBI証券 Vポイント※1
松井証券 × 松井証券
ポイント
マネックス証券 dポイント※2
楽天証券 楽天
ポイント
大手
総合
証券
大和証券 × × -
野村證券 × × -
みずほ証券 × × -
大手
銀行
みずほ銀行 × × -
三井住友銀行 × × -
三菱UFJ銀行 × Ponta
ポイント
ゆうちょ銀行 × × -

※1…投信保有ポイントはPontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルの選択も可能

※2…投信保有ポイントでのdポイント付与は2024年秋に開始予定(現在はマネックスポイント付与)

※新NISAナビ調べ(2024年7月22日時点)

上表の通り、大手金融機関の中では、ネット証券の方がポイントサービスが充実しています。一方、総合証券や銀行はほとんどポイントサービスを実施していません。

ポイントサービスを実施しているのはネット証券が多い

購入方法店頭の窓口で購入できる?スマホで買える?

新NISAでの投資信託や株式などの購入方法は専用のサイト経由(スマホやPC)が基本ですが、ネット証券・総合証券・銀行で購入方法に違いはあるのでしょうか?

ネットで
購入
(スマホ/PC)
電話で
購入
店頭で
購入
大手
ネット証券
auカブコム証券 ×
SBI証券 ×
松井証券 × ×
マネックス証券 ×
楽天証券 ×
大手
総合
証券
大和証券
野村證券
みずほ証券
大手
銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行 ×
ゆうちょ銀行

※新NISAナビ調べ(2024年7月22日時点)

投資信託を例にすると、大手ネット証券では電話注文が可能なところはありますが、店頭での購入には対応していません(ネット証券は基本的に店舗をもたないため)。

一方、大手総合証券や銀行では店頭での投資信託の購入はどこでも可能です(購入できる銘柄に制限がある場合がある)。ただし、一部銀行では電話での投資信託の購入不可の場合もあります。

大手総合証券や銀行では店頭での投資信託の購入はどこでも可能

サポート体制対面で相談できる?

金融機関の中には直接お店に行ってその道のプロにお金の悩みを相談できるところもあります。店舗のある場所に出向く必要はありますが、直接投資について相談できるのは安心感があります。

種類 対面相談
ネット証券 ×
総合証券
銀行

銀行・総合証券では対面相談が可能です。銀行は大手であれば全国に店舗があるため、総合証券よりも相談をしに行きやすいかもしれません。なお、ネット証券では対面相談をすることは基本的にはできません。

なお、対面相談ができる金融機関では新NISAに限らず、資産運用に関する悩み全般を相談することが可能です。

大手銀行は全国に店舗があるため総合証券より相談しに行きやすい

ネット証券・総合証券・銀行の新NISA比較まとめ

最後にまとめとして、これまでの解説を通じて分かった、総合証券・ネット証券・銀行それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

ネット証券で新NISAを始めるメリット・デメリット

メリット

  1. 取り扱い商品数が多い傾向
    →ネット証券は総合証券や銀行よりも投資信託の取り扱い本数など商品ラインナップが豊富な傾向にあります。取り扱い数が多いと、投資したい銘柄が決まっていなくても後々困ることが少ないでしょう。
  2. ポイントサービスを利用できるところが多い
    →あくまで付加価値ではありますが、お得に投資したい人にとってはうれしいメリットでしょう。

デメリット

  1. 対面相談ができない
    →安心感を重視する人にはデメリットと感じる場合があるかもしれません。ただし、ネット証券でも電話による相談窓口などを利用できるところもあります。

総合証券で新NISAを始めるメリット・デメリット

メリット

  1. 対面相談できる&店舗窓口で購入できる
    →ネットでの取引はちょっと不安…という方の場合、対面で相談・お取引ができるのは安心感があるでしょう。
  2. 対面相談できる上に個別株式に投資可能
    →ネット証券ではできない対面相談ができる上、銀行ではできない個別株式への投資が可能です。

デメリット

  1. 取り扱い商品が少ない傾向
    →ネット証券に比べると投資信託の取り扱い本数は少ない傾向にあります。総合証券で新NISAを始める場合は、自分が投資したい銘柄があるかしっかりチェックすると良いでしょう。

銀行で新NISAを始めるメリット・デメリット

メリット

  1. 対面相談できる&店舗窓口で購入できる
    →対面重視の人には安心感があるでしょう。
  2. 大手銀行なら店舗数が多い
    →大手銀行なら多くの街に店舗があるため、総合証券などと比べて相談しやすい環境にある場合が多いです。

デメリット

  1. 取り扱い商品は少ない
    →銀行はネット証券や総合証券に比べると投資信託の取り扱い本数が少ない傾向です。また、ネット証券・総合証券で購入が可能な個別株式には投資できません。
    ただし、自分が投資したい商品があれば銀行で新NISAを始めても問題はありません。株式を投資対象に含む投資信託を購入することで間接的ですが株式に投資することも可能です。

ここまで解説したネット証券・総合証券・銀行の特徴(メリット・デメリット)はあくまで全体の傾向をもとに特徴を紹介したものです。実際にNISA口座を選ぶ際はそれぞれの金融機関の情報をしっかりチェックしましょう。

実際にNISA口座を選ぶ際はそれぞれの金融機関の情報をしっかりチェックする

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